フローリングにワックスを 2(床掛け) [住宅のこんなこと?]
■ フローリングにワックスを 2(床掛け)
なんにでも言えることだが、下準備は大事だ。
この法則は、ワックスがけにも適用される。
ワックスがけする前に、部屋の家具は、あらかじめ片付けておく。
一気にやってしまおう。
一部屋一部屋でも、悪なくはない。
やっては移動……というやり方をせざるを得ない住居もあるだろうが、ワックスが掛けてる時間より、乾かす時間のほうが長くなる。
また、乾いてない部屋に家具を持ち込めるはずもないから、最初に移動したほうが、楽で手間がないのだ。
必要なら、家具はビニールを覆って、壁などは養生テープを貼って、ワックスから保護しよう。
準備するもの
フローリング用ワックス
ワックスモップ(なんでもいい 塗布用の使い捨てワックスシートもある)
雑巾
ビニール袋など、家具を守るためのカバー(必要なら)
養生テープ(必要なら)
1 準備 家具を移動
2 下準備 掃除機・濡れ雑巾
3 ワックス
下塗り(乾燥させる)
上塗り
必要ならペットの滑り止めワックスも。なめても問題ないものがいい。
4 乾燥したら、家具をもどして完了。
■ ワックスをかけてみて一言。
・道具はなにがいい?
画像では「ワックスかんたんワイパー」を使っているが、なんでもかまわない。
容器にいれて塗るのが便利そうにみえたのだが、おすすめはしない。
ハンディタイプなので、床に跪いて掛けなきゃいけないし、ビニル製容器をペコペコ押して中身のワックスを出すのが面倒にだった。
小回りはきくが、屈みっぱなしで腰が疲れた。柄のあるモップのほうがいいと思う。また、ワックスは直接床にぶちまいたほうがやりやすかった。
・厚塗りがいい
使ったワックスのせいかもしれないが、ワックスはたっぷり塗ろう。少量を伸ばそうとすると、すぐに乾いて斑になりやすい。べったり、たっぷり、どばーっと撒いてゆるゆる伸ばして厚塗りにすること。「拭く」じゃなくて、広げるとか延ばすイメージで。
このワックスは1年タイプ。半年ごとにかけるなら、2度目は、厚ぬり一回でそれなりに仕上がる。
・ペットの毛
犬や猫など、毛の抜けるペットがいると、どれほど掃除をしても、あとからあとから毛が見つかる。ワックスで固まった毛は”ハエ取りリボンの虫”みたいになって、取りにくくなる。
そこで、ワックスがけの最中は、手元に濡れ雑巾などを用意するといい。見つけた毛や、モップにからめとった毛を取って、都度、ひっつけるのだ。
ウェットテッシュとか、湿ったものならなんでもいいが、袋や塵取りは無意味。いつのまにか飛んで無くなってる。
いらないお世話かもしれないが、汚れてもいい服に着替えたほうがいい
頑張ってください。