塗装の前に知っておきたい 傷んだサイディング外壁を補修する方法 2 [メンテナンス]
■ サイディング補修
実をいうと、前年の秋にも、補修はしている。
だが結果はトホホ。その70%ほどが、冬の帰還に欠け落ちてしまう。
せめて一冬もてば……と願ったのだが。
前回の手順
・金ブラシで粗削り
・紙やすりで平坦仕上げ、乾燥を待つ
・紙テープでシール
・パテを貼る 乾燥を待つ
・塗装
……以上
どこが悪かったのか。その反省を込め、今回は時間をかけて調べまくった。
そうして導き出した手順がこれだ。!
・(おそらく失敗しにくい)サイディングDIY手順
1 浮いてる外壁をブラシなどで取り去る(死膜除去という)
2 紙やすりなどでキレイにする(素地研磨、調整という)
3 プライマー塗布
4 パテ処理する(壁の型に合わせて成形)
5 プライマー塗布(吸い込み止め)
・ プロはここで、パテ投入仕上げする成形し、再度プライマー塗布
6 塗装する
・ 完了
調べたサイトで披露されていた工程は、12段階。プライマーやシーラーの塗布、中塗り、中間処理などが半分以上を占めていた。何かするたび、乾燥させ防水材を塗る。そういう繰り返しだ。
外壁塗装工事には、下地補修がつきもの。それぞれの行いは意味があるのだが、そこまでできないのが、アマチュアDIY。掲載される下地補修の一部が省略されていることもあり、理解不能。素人には想像しようもなかった事情があった。
防水剤の工程を省いている。省いてるが、「プライマー塗布」という過程が2回ある。
これでいいんじゃね?
じゅーぶんに、スゲーんじゃね?
これで、昨年の失敗を補って余りある。
防水効果の高まりは、塗膜剥離の可能性を低くする。
外壁の目的は住宅の防水。窯業系サイディングに水を吸わせてはいけない。
そのためのサイディング補修だ。
水に弱い建物を紫外線や風雨から、より強く防護することができるようになった
……はずだ。
ところで。
ここでの下処理に使っているのは、プライマーだが、シーラーというのもある。
どちらも防水を狙っている溶剤だが、前者は油性で後者は水性という違いがある。
プロは、双方を使い分けしているが、そこらへんの説明をみつけられない。
はっきり言って違いがよくわからん。効果が同じなら、買いそろえなくもいいのでは?
そんなことで、浸透性の高いプライマーのほうを使用している。
次回は補修の手順